うその上塗り |
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「旅行者の朝食(米原万理著)」のintermissionにチェーホフの桜の園の引用がなされているのですけれどもん、「ピーシチク「で、パリはいかがでした? 蛙を召し上がりましたか?」 ラネーフスカヤ「鰐をいただきましたわ」」というものでしたのん。蛙?鰐? ロシア文学って重厚長大なイメージ(アンナカレーニナみたいな♪)だったのですけれどもん、桜の園ってこんなシュールというかコミカルな作品でしたのん? 是非とも読んでみなくては♪
まぁ「イワンの馬鹿」だってロシア文学なのだから、全部が全部暑っ苦しいほど重いモノとは限りませんわねん。
やはり旅行者の朝食より。ハルヴァという飴菓子が紹介されてましたのん。イランが発祥らしく、落雁や求肥(落雁と求肥って食感はえらく違うと思うのだけど)、スペインのポルボロンの親戚らしーわん。本には触れられてなかったけど、おそらくイタリアのトローネとも近いのではないかしらん。西に東に同じよーなモノがあるのって(多分絹の道経由♪)何か面白いわねん。
ちなみに昔ながらの「美味しい」ハルヴァはアフガニスタンとかイラン、トルコあたりに残ってるだけらしいわん。...イランにアフガニスタン。今でも残ってるかしらん?