うその上塗り

_ 水物

北陸県は娯楽施設が（徒歩圏内には）な〜んもないので土日は食材買いやら散歩やらを。超けんこーてきですわん！　舗装がイマイチなんで歩きにくいんだけどね...。

さてさて、けんこーの為の散歩が終わっていい加減ぐったりと家に帰ったらん、ぴんぽーんとドアベルが。何も届く予定はないはずよん、と思いつつ応対♪　なんかよー聞こえませんでしたが水がどーのと言ってるよーな気がしますわん。水道局か？

と、ここでドアを開けてしまったのがイマイチ...。浄水器のヒトでしたわん！　皆様の為に説明して回ってるんですよ〜的な押し付けがましいトークが立て板に水のよーにすらすらと。頼んでもいないわよん...。別に浄水器に興味はないのよねん、と思いつつも断る暇もなくてただ聞いてるワタクシ。

要所要所で「ペットボトルの水を買うよりもお得ですよ〜（ペットボトル買ってないし...）」「水道水の塩素臭気になりませんか〜？（なりません）」「政府の基準て最低限度なんですよ！　よりいいものを使いたかったら自分で何かしないと！（あーそーですねー）」「ペットボトルを買うお金でミネラルウォーターが飲み放題になるんですよ？　どちらがお得だと思います？」「今日からはじめる！って気持ちが大切なんですよ〜。面倒なことはありませんから！（きょーみないですぅー）」...だんだん険悪になるワタシタチ。

険悪になりつつもセールストークはまだまだ続くよん♪と新聞広告を出してきて、「新聞にも載ってますから！」と。いや、広告ってお金払えば誰でも出せるのでは...。次は実演！とばかりに、「水道水には塩素が沢山あるんですよ〜」と何かの試薬をぽたぽたと。ふーん。黄色くなりましたねぇ。「それで、塩素って色んなものにくっつくんですよ！　手とか洗ってる野菜とか...」と手をすすいだ後の水にも試薬をぽたぽた。先ほどよりも色が薄いですね〜。「どーですか？　塩素酷いでしょー？」誇らしげに言う浄水器のヒト。あーそーですねーとやる気ナシの私。だってそもそもその試薬が塩素を検出してるのかどーかって証明してないしさ....。水道水には混じり物がおーいんだから、何検出してるかわからないっしょ？　それにどれくらいの塩素濃度でどの程度の発色とか、どのくらいの濃度からまずいのか...とかも言わないしさ〜。とはココロの声。もー話すのもめんどーですわん...。

パンフレットでもあれば見てみよーかな〜、浄水原理とかあるかもしれんし...と「パンフレットがあれば検討しますよ♪」と言う私に「パンフレット読んでもわからないと思いますよー。私たちがわかるよーに説明しないと！」という浄水器のヒト。わかるよーなパンフレットも作れんのか....。それにしても、自己啓発モノとか化粧品の勧誘とかどーしてこうもセールストークが似てますかねー？　始める気持ちが大切なのよ！とか今決めろ！とか。パンフをくれないとことか...。

名刺もパンフもくれないよーなトコの商品を検討する気はないので、「水に関心ないです。一生水道水で結構です。サイナラ」と言うワタシ。「関心ないヒトにせつめーしても時間の無駄ですから！」という浄水器のヒト。怒って出て行く営業職に向かって「何かありましたらまたぁ〜♪」と愛想良く声をかけるわたし♪　てか営業職なら笑顔で「興味を持たれましたらまた考えてくださいね〜♪」くらい言ってみせなされ。修行が足りませんわよん？

本当は新聞をとりたいし、洗剤も足りなくなってきたトコロですのでどうせなら新聞の勧誘が来てほしーとこでしたわん....